養徳の思い出募集 -寮祭にご協力を-

事務局辻村です。養徳学舎では2018年10月27に寮祭が企画されています。

現役生 寮祭有志メンバー 井岡諒/杉田裕和 両君から
下記のメッセージがOB会宛てに来ておりますので、会員各位のご協力、ご参加をお願いします

 

「養徳学舎の思い出」とそれに関わる写真募集のお知らせ

 

今年、養徳学舎では100周年記念の寮祭を10月27日に開催致します。そこで企画の1つとして「養徳100年分の思い出」を展示することが決まりました。

この企画では、これまでの100年間を形作ってきた寮生一人ひとりの養徳学舎での思い出をOBと在寮生から集め、来場者に見て頂きます。

 

養徳学舎OBの皆さまからは、この企画を充実させるために、養徳学舎に住んでいた頃のエピソードを募集しております。テーマは「養徳学舎の思い出」です。集めるエピソード数の目標は、100周年にちなんで、在寮生から40とOBさんから60の合計100とします。

 

8月半ば頃からエピソードの募集を開始したのですが、一ヶ月半ほど経った現在までに集まったエピソードはわずか5つで、当初の目標である60には遠く及んでおりません。

頂いたエピソードは、養徳学舎への愛が詰まった楽しい思い出ばかりなので、もっと集めることができれば、世代ごとの養徳学舎の空気を感じ取れる素晴らしい展示になると思います。受け継がれていく養徳学舎の精神(変わるもの・変わらないもの)を、寮祭に訪れる方々に感じてもらえるようご協力お願い致します。

 

内容は養徳学舎に関わるエピソードである限り、なんでも構いません。養徳学舎で笑った思い出、泣いた思い出、先輩に泣かされた思い出、友と熱く語り合ったあの夜、大人になったあの夜、ずっと黙っていたあの話などなど、なんでも大歓迎です。

また思い出にまつわる写真も同時に募集しております。写真には、キャプションをつけて頂けると助かります。文字数や書式は問いません。写真はフォームでは送れないので、写真付きのエピソードの場合はメールで送ってください。

〆切は上に挙げた理由のため、当初の9月末日から10月20日まで延長致します。またエピソードを送っていただいた方には、寮祭までに集まった「100年分の思い出集」をお送りいたします。

また、親戚や知り合いに養徳学舎をご卒寮された方がいらっしゃる場合は、ぜひ当企画をメールで転送するなどしてお知らせ頂き、ご協力頂ければ大変ありがたいです。

 

エピソードは以下のいずれかの方法で送ってください。必ずお名前と在寮年度をご明記ください。

 

アンケートフォーム:https://goo.gl/forms/hrw4VykuWr4R4L083

メール:yotoku.festival.2018@gmail.com 

郵送:東京都文京区小日向4−3−3 奈良県養徳学舎 宛

 

なお、寮祭や「養徳100年分の思い出」企画に関するお問い合わせは、yotoku.festival.2018@gmail.comまでお寄せください。

 

以上

 

なお以下はエピソードの一例です。

 

一年生の冬ごろ、渉外幹事でイベントを初めて担当することになった。

いつもイベントにはほとんど人が集まらなかったので「ここは奇抜な企画を打ってひとを寄せ集めよう!」と意気込んでいた私は、新宿二丁目のゲイバーに行くことを提案した。

しかし先輩の反応はいまひとつ。それでも顔を合わせるたびにしつこく誘ったり、個人ラインで声をかけたりして、なんとか最低限の5人から来てもらう約束を取り付けた。

当日。ドタキャンが相次いで結局、待ち合わせの時間に来てくれたのは2人。「これは企画からやり直しかな」と失望していた私は、諦め半分でそのとき寮のホールに居た3年生の先輩2人に声をかけた。すると意外にも、2人とも「仕方がないな」という顔で付いてきてくれた。それでも最低限の人数にはひとり足りなかった。

やっとの思いで先輩を集めることができた私は、その大変さで疲れ果て、ゲイバーではいじられ役に甘んじていたこと以外、ほとんど何も覚えていない。お酒は苦かった。

帰り道、近くの駐車場で、終電を逃したのでどうするかと先輩と話し込んでいると、二人組の警官が近寄ってきた。人生初の職質は案外すんなりと終わって、先輩たちと深夜の新宿を歩いていると、しみじみと「僕は東京で大学生をして、良い先輩にも恵まれてるんだな」という気がしてきた。